だんぼるーの梱包材ブログ

 現在は「カニ風味かまぼこ」をはじめとして、本物を模した食品も広く受け入れられていますが、昔は「コピー食品」と呼ばれ、問題視されていました。コピー食品は味や形が本物と似ているだけで、当然ながら本物と同様の栄養が摂取できるわけでもありません。それでも人気を博しているのですから、様々な理由が考えられます。もちろん安さが最大の理由でしょうが、実は包装材の活躍も理由の一つに数え挙げることが出来ます。

 日本人は魚介類を好みますが、中でもカニを好む人は多く、どのカニも高値が付くのが一般的です。それ故、食べたくても食べられない人が少なくありません。そうした消費者心理を見抜き、カニのコピー食品の製造に乗り出すメーカーが存在しました。元々はかまぼこに本物のカニを混ぜて販売していたのですが、好評を博した結果、かまぼこ自体の形をカニに似せる試みがなされました。白身魚を擂潰したものを着色し、加熱した上で細かく裁断したのです。そこで誕生したのが「カニ風味かまぼこ」で、今でも好調な売れ行きが続いています。

 消費者がスーパーでこの「カニ風味かまぼこ」を手に取った時、カニのように見えることが購買意欲を掻き立てるわけですが、その心理操作を実現しているのが包装容器なのです。当該容器は耐熱性、強度に問題の無い資材を用いており、透明で中の食品を見ることが出来ます。また印刷することが出来るため、カニのイメージを作り出すことに成功しているのです。