だんぼるーの梱包材ブログ

 魚介類を冷蔵庫等で保管する際、ラップフィルム等に包むことがあります。しかしそれだけでは食品から滲み出た水分や匂いを処理しきれず、冷蔵庫内が大変なことになってしまいます。この場合、余計な水分を吸収できる包装材を用いたいのですが、紙の類は吸い切ってしまうと破損し易く、汚れも生じてしまうため、どうしても衛生的な問題が残ります。特に生ものから出てくる水分は腐りやすいので、紙だけでは処理し切れないのです。そこで開発されたのが、脱水性プラスチックシートなるものでした。脱水性プラスチックシートの働きは浸透圧の原理に基づいており、半透膜が使用されます。プラスチックフィルムはポリビニルアルコールにしてもナイロンにしても通水性があるため、それを活かして作られたのです。脱水性プラスチックシートには水分と臭みだけが移行し、食品の旨味まで奪ってしまわないという特徴があります。また半透明で中の食品を随時確認することもできます。

 脱水性プラスチックシートの用途はこれに留まりません。つまり保存だけではなく、調理にも使えるのです。典型例としては、干物が挙げられます。魚を包んで1日冷蔵すれば、干物を作ることが出来るのです。また刺身やてんぷらを作るための準備として使用しても、素材を十二分に活かすことが出来ます。唯一心配されるのは、シート内の資材である水あめが溶出することですが、通常使用の範囲であれば、その恐れは無いと言えるでしょう。食品が触れる面の安全性についても、基準を満たしています。